機動戦士ガンダムUC(1) ユニコーンの日(上)
機動戦士ガンダムUC(1) ユニコーンの日(上) (角川スニーカー文庫)
- 作者: 福井晴敏,美樹本晴彦,大森倖三,矢立肇,富野由悠季
- 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
- 発売日: 2010/02/01
- メディア: 文庫
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「逆襲のシャア」から3年後の宇宙世紀0096が舞台の「機動戦士ガンダムUC」小説版です。アニメ版は全7話ですが、小説版は全10巻となっており、アニメ版では描かれていないエピソードや異なる描写などが含まれています。また、アニメでは映像のみで描かれるようなシーンも小説では登場人物の心情が文章として表現されるため、小説版を読むとアニメ版の各シーンをより深く楽しめるかもしれません。
第1巻のプロローグは、西暦から宇宙世紀へと変わる、首相官邸「ラプラス」での改暦セレモニーのテロ事件から始まります。この事件が、地球連邦政府が転覆するとも言われる「ラプラスの箱」を巡る物語の発端となります。
宇宙世紀0096。工業コロニー「インダストリアル7」の工業専門学校生バナージは、突然現れた少女オードリーから戦争を止めるためにコロニービルダーへ案内するように依頼されます。オードリーとは何者か?これから起きるかもしれない戦争とは?地球連邦政府、アナハイム・エレクトロニクス社、ビスト財団、ネオ・ジオン残党「袖付き」それぞれの組織の思惑が交錯する中、バナージは「ラプラスの箱」を巡る騒乱に巻き込まれていきます。
発端が宇宙世紀0001であり、物語の中核が0096というジオン共和国自治権返還を目前に控えた時期であることから、地球連邦とジオンの宇宙世紀の歴史を振り返るような重厚なストーリーで、ガンダムファンの中でも宇宙世紀好きには特におすすめの小説です。
機動戦士ガンダムUC 文庫 全10巻 完結セット (角川スニーカー文庫)
- 作者: 福井晴敏
- 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
- 発売日: 2011/06/14
- メディア: 文庫
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機動戦士ガンダムUC(ユニコーン) [Mobile Suit Gundam UC] 1 [Blu-ray]
- 出版社/メーカー: バンダイビジュアル
- 発売日: 2010/03/12
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