ほんとの出会い系ブログ

今まで出会った本をご紹介します。人気の作品や良書と呼ばれる本が多いと思いますので、出会いのきっかけになれば幸いです。

機動戦士ガンダムUC(5) ラプラスの亡霊

小説版「機動戦士ガンダムUC」の第5巻です。

ネェル・アーガマを離れデルタプラスで地球へ降りたリディ少尉とオードリーは、リディの父であり、移民問題評議会の議長でもあるローナン・マーセナスのもとへ向かいます。小説版ではリディたちがマーセナス家に到着するシーンや6歳上の姉シンシアとの再会シーン、後援会のディナーシーンなど、アニメ版よりもマーセナス家の出来事が詳しく描かれます。リディが家に感じる不快な「湿度」が伝わってくるようです。

一方、ネェル・アーガマは袖付きの拠点である衛星パラオでの戦闘後、クシャトリアごとマリーダを収容し、ユニコーンガンダムラプラス・プログラムが開示した次のポイントである初代首相官邸ラプラス」の残骸がある座標宙域へ向かいます。ここではビスト財団の輸送船と合流し、アルベルトはマリーダを連れて移動する計画でしたが、その動きは袖付きにも察知されていました。

小説版の最も異なる点は、カーディアス・ビストの側近であるガエル・チャンがガランシェールに接触するところでしょう。ガエルは主の仇討ちのため、ガランシェール隊の力を借りてネェル・アーガマへ潜入を試みます。

第5巻はアニメ版の episode 3「ラプラスの亡霊」の後半に相当します。次はいよいよ舞台が地球へと移ります。

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