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ほんとの出会い系ブログ

今まで出会った本をご紹介します。人気の作品や良書と呼ばれる本が多いと思いますので、出会いのきっかけになれば幸いです。

やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。9

やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。9 (ガガガ文庫)

やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。9 (ガガガ文庫)

やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。」第9巻です。生徒会選挙後のクリスマスイベントのエピソードが描かれます。

第8巻の生徒会選挙が終わって少し経った12月半ば、奉仕部の部室には表面上今まで通り過ごしている3人の姿がありましたが、修学旅行と生徒会選挙の出来事によってその関係はギクシャクしたままでした。そこへ、再び一色いろはが部室を訪れます。今度の依頼は、生徒会が受けている、海浜総合高校との合同クリスマスイベントの仕事がうまく進んでいないので手伝ってほしいというものでした。ところが、八幡は雪ノ下の気持ちを推し量って奉仕部としての協力を断ってしまいます。

部としての協力を断った八幡ですが、生徒会選挙の一件で一色いろはに責任を感じていたため、個人的な協力を申し出ます。こうして八幡と一色いろははイベントの会議が行われるコミュニティセンターへ通うことになります。しかし、イベントの進捗は八幡の想像以上に思わしくないものでした。イベント当日までの時間はじりじり減っていき、できることも予算も限られていきます。解決策を見つけられない八幡は、ある日街で偶然会った平塚先生にアドバイスをもらい、イベントと奉仕部の今後についてひとつの結論に至ります。それは八幡を今までと違う行動に移させました。

第9巻の前半まで奉仕部は、第7巻の修学旅行と第8巻の生徒会選挙が原因で生まれた沈鬱な雰囲気を引きずっています。しかし、後半で奉仕部のそれぞれから珍しく感情があふれでるような場面があり、そこから奉仕部の関係性は改善していきます。それぞれの言動にちょっとした変化が生まれたように見えます。7巻と8巻の出来事はここに至るためにあったとさえ思えます。前巻までにモヤモヤが残った読者の方にはぜひ読んでほしい巻です。

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